転んでも起き上がる人

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株やFXや先物で大損したとき平静でいられますか

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2016年相場は大荒れ、まるで2008年の再来かとさえも言われています。

 金曜日は大幅反発しましたがまだまだ油断は出来ない状況。今週は日銀金融政策決定会合があります。追加緩和期待の買いがはいりそうだけど追加緩和はまだしないんじゃないかな?

大損したとき平静でいられますか?

ツイッターやWEBを見ていても大損してる報告が目出ちます。含み損を抱えてしまうことは良くあることですが、その金額が恐ろしいスピードで金額が増えていくときのあの心理状況、私も昔よくやりましたから理解できます。本当に苦しくて、なんとか含み損が消えてほしいと祈ります。お祈り投資法は、運が良いときは救済が来るときがあります。

しかし、そうなんどもなんども

救済はきません!

私は過去に大損して精神が病んだことがあります

 リーマンショック前のことですが、ある銘柄を空売りして青天井状態で連続ストップ高。株価はどんどん上がって証券口座に入っている金額以上の金額を失う恐怖を味わいました。

損切りするまでは、夜もやっぱり眠りも浅く、

はやく暴落して!!

とこれもお祈り投資法をしてしまいましたが、株価は暴落するどころか無慈悲にストップ高を繰り返します。最近の踏み上げでは3778さくらインターネットが良い例でしょうか。

そして、もうダメ、これ以上含み損増えるのは耐えれないと損切りを実行しましたが、見事に天井でした。そこからは株価は下落、そのときの損切りは数百万以上でした。

しかし、含み損を抱えてるときより、損切りしたあとのほうが気分が楽になりやっとぐっすり眠れるようになりました。

負けた分はまた取り戻せば良い

そう、退場してないのでまだ取り返せば良いと思って翌日からまたトレードを再開したんですよね。

精神が病んだのは、このときの大損よりも 退場においこまれたときのトレードが私の精神に大打撃をあたえました。

今度は空売りじゃなく、買っていた銘柄が、上場廃止になってしまって株価が1桁になってしまい、現物と信用取引で買っていたのでこれも大打撃でした。それでも空売りの損失のときより金額は半分以下でした。

なぜ精神が病んだのだろうか

空売りでやられた銘柄より金額も少ないのに精神が病んでしまったのは、やっぱり金額よりも株式取引を退場することになったことが精神的にきたのだろう。金額は半分以下の損でしたが、大きくやられたときはまだ口座にまだやりなおせるぐらいの資金がありました。しかし上場廃止の銘柄でやられた損失は、やりなおせるほどの口座残高が残らなかった、ほぼ全滅に近い打撃を受けたからでしょうね。

人は希望を失ってしまうと精神にかなりくるようです。しばらくは何も手もつかず、家にいても寝てばかりの状況でした。病院にも通って薬をもらってました。寝ていても眠れずに横になっているだけの状態だったので、睡眠薬も飲んだりしてました。精神が安定しないので、薬を飲んで仕事したりしてました。

大好きな麻雀も打つことができませんでした。麻雀牌を見るとめまいや吐き気がしてきました。しばらく麻雀もできませんでした。

そして散髪屋にいくことも恐怖でした。散髪屋で髪を切ってもらってるときにじっとしていられずどうしようもない不安感やめまいがあり、髪を切ってもらうのも相当苦痛な状態でした。なんとか薬を飲んで安定させてましたが、しばらくそんな状態でした。

もう数年前の話なので、今となっては思い出話ですが、これからも波乱がまだまだありそうな市場、皆さんも精神が病むほどのリスクはとらずに、身の丈にあったトレードをしていきましょう。株やFXや先物で夢を見ることも良いのですが、大損したときのことも考えて、取れるリスク以上のことは取らずに まずは生き残ることを優先しましょう。

生き残ってさえいれば、また簡単な相場がきたときに稼げば良いじゃないですか。簡単なときに頑張りましょう。難しいときは守りに入りましょうね。

稼ぎまくってるときは

俺、トレードの天才かも(笑

と思うこともありますが、天才はそうそういません。運が良かったと思い、慢心せずに感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。儲けれて感謝。

そして儲けたら、自分の大事な人に食事をおごったりして幸を分かちあいましょうね。

明日からも市場はあります。市場はいつもやっている。まずは生き残れ。