転んでも起き上がる人

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さようなら 初代サンデーサイレンス産駒 フジキセキ

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1994年朝日杯3歳ステークス(G1)を制したフジキセキが、頸椎(けいつい)損傷のため死亡、23歳でした。

競馬はもう引退して全然やってないのですが、この頃はものすごく競馬にはまっていました。黒光りでとてもスマートでかっこよく好きな馬の1頭でした。この世代のジェニュインやタヤスツヨシなども好きで皐月賞、ダービーと戦ったらどうなってたのだろうか 。この年からサンデーサイレンス旋風が起こり、たくさんのG1馬を排出していきました。韋駄天のサイレンススズカスペシャルウイーク、バブルガムフェローや名前はゴールドだけど銀が好きなステイゴールドなど、中短距離路線では抜群の強さの産駒が多かった印象がつよかったです。

 


フジキセキ 全レース.flv

 もみじステークスでは後のダービー馬のタヤスツヨシにも圧勝

朝日杯3歳ステークスでは、あのスキーキャプテンにも勝利、スキーキャプテンもさすがの末脚追い込みでしたが。

皐月賞を占うといわれる弥生賞では、ホッカイルソーの強烈な差し込みで一度は刺されそうになるも、勝負根性が強い馬だったのでしょう、並ばれてからの伸びがまたすごかった。勝負根性が無い馬だとあのままずるずると落ちていくんですけどね。とにかく強かった。

フジキセキ見てると、なんだか本気で走ってるように見えなかったんですよね。あんまりムチをガンガン打たれてる感じもないし、馬なりといいますか、気分よく走っていたようにみえました。

名前も日本ぽくてカッコよいですよね。「富士奇跡」

 

自分の青春時代に、ワクワクドキドキを感動をあたえてくれたフジキセキ、ゆっくり休んでください。ありがとうございました。